短期留学ってホントに無意味?知っておきたい留学の心意気とは?

大学生活
執筆者
saku

地方の大学院生。
大学院で得た知見や研究のアウトプットの場として、ブログ執筆を開始。
中国地方の公立大学でオーストラリアやフィンランドでの語学・デザイン留学の経験を経て、関西圏の大学院に進学

学位:国際文化学(学士)
専門:人間文化学、生活デザイン、ファッションデザイン、サービスデザイン
資格/免許:日本語教員、図書館司書、学芸員、色彩検定、ファッションビジネス検定

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この記事はこんな人におすすめ

・短期留学に興味はあるけど、踏み出せない人
・短期留学のメリットが明確にわからない人
・長期留学の事前経験として短期留学を考えている人
・どうすれば有意義な短期留学になるか知りたい人

はじめに

皆さん、こんにちは。

SAKUです。

この記事では、短期留学に興味がある皆さんが、実際に短期間でどういったことを学べるの?やどうすれば有意義な留学になるの?という留学を目指すうえで、気になる質問の回答にお答えしていきたいと思います。

僕の体験

まず、ベースとして僕の経験した留学の基本情報についてお伝えします。

僕は大学学部時代に1ヶ月ほど、オーストラリアに大学のプログラムを使って短期留学していました。

滞在についてはホームステイで、毎日現地の大学のランゲージセンターに通い、9:00-17:00までネイティブの英語の授業を受けていました。

フリータイムである土日については、ホームステイ先の家族がお出かけに連れて行ってくれたり、友達とビーチや買い物に連れて行ってくれたりしました。

詳しい体験記などは別の記事でまとめていきたいと思います。

留学全般の有意性については下の記事に詳しくまとめています!

短期留学は意味ある?

まず結論から。

短期留学はある程度の意味、メリットはあります。

では短期留学を通じて、どのような意味を感じられるのか?

もちろん、長期留学と比較して、得られるものが少ないというのは当然ですが、予算面や期間的にコスパが良いなど短期間ならではのメリットはあります。では、僕の体験も含めてご紹介します!

英語の苦手意識を解消

まず、短期留学の一つの目的とされるのが「他言語に触れる」ということではないでしょうか。

短期留学は基本的に数週間から1,2カ月程度の留学になるので急激な英語力向上というのは現実的ではないというのが正直なところです。実際に人間の耳が英語に慣れるの最低3か月程度と言われています。

しかし、じゃあ全く滞在先での英語力向上が見込めないかというとそんなことはありません。

留学の英語学習の特徴としてはこんな感じです

  • ネイティブ講師が英語だけを使って指導する
  • まわりにいる生徒とも基本的には英語で会話する必要がある
  • 講義だけではなく、討論やゲームなどアクティブラーニングが重要視されている
  • 授業内だけではなくホームステイ先や買い物など生活のあらゆる面で英語が耳に入り、英語を話す環境が自然にある

などなど、色々挙げれば日本で机に向かって英語を勉強するのとは違った学びであるといえるでしょう。

海外の文化に触れる

短期留学の醍醐味ともいえる文化体験。

短い期間で海外の文化を身近に感じることができるのも短期留学のメリットです。

これも、滞在の仕方で大きく変わりますが、特におすすめなのはホームステイです。ホームステイだと現地の家庭で生活するため朝から晩までその国の文化に溶け込んで生活することができます。

視野を広げ、成長できる

海外に行くと、新しい発見の連続です。

今まで日本で生活していた中では当たり前でも、海外ではそうではないことは往々にしてあります。

その固定観念を壊し、カルチャーショックを経験することで「文化の違い」を理解し、楽しむことができます。

日本では経験できないことがたくさんできるのが、留学なので全力で楽しもう!

世界の人と友達になれる!

これも留学ならでですが、留学を通じて日本以外の人と友達を作れるというのも大きな楽しみですね!

短期留学では、一緒の短期プログラムに参加している人と交流を深めやすい構造になっています。

多くは、そのプログラムに世界中の留学生が集まるため、授業や課外活動の時間にいくらでも友達になれます。是非、積極的に交流を深めましょう!

今の時代はすぐにインスタグラムやTikTokなどのSNSでアカウントを交換することができるため、将来的にも関係を続けることができます。

僕もいまだに留学で出会った友達とはたまにDMでやりとりをしています。

有意義な留学生活を送るには?

短期留学の特徴としては、とにかく時間がないということ。

日本でいう1ヶ月と考えると色々なことができるかもしれませんが、留学先だと一瞬の間に過ぎてしまいます。

そのため、ある程度、前持った心持をもって留学に臨むことで価値ある留学にしていきましょう!

目的意識をもって臨むこと

皆さんが短期留学に行く目的は何でしょう?

もし、大学で義務付けられているものだとしたら、留学によって得たいものは何でしょうか?

目的を持つことで、1ヶ月程度の留学に計画性が備わります。どうやったら、その目的が達成できるのか?

例えば、「50人の友達を増やす」であれば、積極的にコミュニケーションを取ったり、課外プログラムに参加する必要がありますし、「TOEIC○○点UP」であれば、短期なので難易度は高いながらも英語に少し慣れるという意味では可能性があります。

これをしっかりと認識して留学に臨むことで、留学後に目的が達成できたかという振り返りができ、有意義なものになります。

何事も積極的に取り組もう

留学するには、とにかく積極的に取り組まなければいけません。

留学を通して様々なチャンスが巡ってきますが、それを掴むのも逃すのも人それぞれ。

それにより、大きく留学の充実度合いが変わってきます!

例えば、授業中にたくさん発言したり、いろんな人とコミュニケーションを取ったりすると、そこから色々なチャンスが回ってくるかもしれません。留学先の友達との思い出作りも留学の醍醐味ですね!

それに対して、最低限の授業や買い物以外は家や寮にこもっているようでは、充実した留学生活とは到底いうことはできません。

せっかくの貴重な体験ですので、帰国後には自信をもって最高の留学生活だったといえるような1ヶ月にしましょう!

留学に向けたFAQ

滞在先について

Q
ホームステイになじめるか不安です。何か事前にできることはありますか?
A

仲介する大学やエージェント会社の過去の体験を聞くようにしましょう。ホームステイはほとんどが素晴らしいご家庭であるものの一部、馴染みにくかったり、意思疎通ができなかったことによるトラブルがあることもあります。
少しでも、事前情報を仕入れるために、ご家庭のメールアドレスを頂ける場合は留学生の自己紹介と家庭でのルールなどを伺っておくとよいかと思います。

Q


滞在方法で寮とホームステイを選択することができます。
どちらがおすすめですか?
A

どちらもそれぞれの良さがあるので一概には言えませんが、個人的にはホームステイをお勧めします!
理由としては、家庭で常に英語を話す環境があることと、家庭の文化に触れることができるということです。一か月という短い間でも日常生活に入り込むことで多くの学びを得ることができます!
一方、寮では大学近辺や大学敷地内にあることが多いので、通学に便利という良さがあります。また同室に他国の留学生がいる場合、他の文化圏の人とも交流ができます。しかし、日本人同士の同室ともなると、せっかくの留学なのに気づいたら日本人としか話をしていない、、なんてこともあるので注意です。

Q

事前に確認しておいた方がいいことってありますか?
A

一番、留学前にしておいた方がいいのは留学中の生活をイメージすることです。
具体的には、大学の周りのことや、滞在する場所については簡単にでも調べておくようにしましょう。
わりと早い段階から留学先の大学名や滞在先の住所はわかっていると思いますので、その周りに何があるか、観光地はどこなのか、買い物はどこに行けばいいのか、などなどこれらを知っておくことで、限られた留学生活を楽しみやすくなります!

学習について

Q
渡航までに英語の勉強はした方がいいでしょうか?
A

短期留学は中長期留学と比べ、参加するために英語能力の条件が緩いことが多いかと思います。しかし、できることなら、少しでも英語の勉強をしてから留学したほうがはるかに学習効率は高まると思います。初めはTOEICのリスニングの問題集などで英語に慣れるところから始めてもいいのではないでしょうか。

Q

留学で勉強についていけるか不安です。
A

まずは、仲介の大学かエージェントに過去の留学生の様子を聞きましょう。
多くの留学先の大学では、レベルごとにクラスが分かれていたり、初級向けのプログラムが用意されていたりなどすることが多いため、神経質になる必要は全くありません。

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執筆者
saku

地方の大学院生。
大学院で得た知見や研究のアウトプットの場として、ブログ執筆を開始。
中国地方の公立大学でオーストラリアやフィンランドでの語学・デザイン留学の経験を経て、関西圏の大学院に進学

学位:国際文化学(学士)
専門:人間文化学、生活デザイン、ファッションデザイン、サービスデザイン
資格/免許:日本語教員、図書館司書、学芸員、色彩検定、ファッションビジネス検定

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